なぜ減便ダイヤがあるの?


減便ダイヤ表示例

2隻の高速船で運航

津エアポートラインでは、津市より「フェニックス」と「カトレア」の2隻の高速船を借りて運航しております。松阪航路を運航していた時には松阪市所有の「すずかぜ」があり、3隻のうち1隻が点検・修理の際にも減便せずに済むダイヤで運航しておりました。松阪航路が廃止になった際、すずかぜは売却され借り入れができなくなり、現在は2隻の船がフル稼働しています。また、松阪航路が廃止となった分、津ー空港間を増便し昼過ぎの給油時間を除き1時間間隔でのフル運航となっています。

船は定期的な点検・整備・修理が必要

車検と同じように船は1年ごとに法定検査や整備を受けることが義務付けられています。また、急な故障や破損で修理が必要になることもあります。さらに夏の期間は船体に貝類が付着し船の速度を落としてしまうため、造船所でペンキの塗りなおしとエンジンの重点整備を行います。

その期間中は2隻ある船のうち1隻ずつが造船所に入るため、減便ダイヤとなり便数が半減します。

予備の船を借り、予備の船を持つことは難しい

定期旅客船航路は、航路の特性にあわせて設計され造船された船を使用します。津エアポートラインの場合は、空港に速達できるスピード、伊勢湾の風と波でも安定航行が可能な双胴船、水深が浅い津新港に入れる喫水、浮き桟橋にタラップ無しで乗降できるランプドアなどが必要で、同じ条件の航路は国内にはありません。そのため、他の航路から船を借りても性能が発揮できなかったり、船の改造が必要になったりしますので、他航路から船を借りることは困難です。

一方で、予備船を購入するには、購入費・維持費がかかるため、現状の利用数では厳しい状況です。

造船所(ドック)に入る期間を短くすることも難しい

回航日数がかからない名古屋港の造船所で上架して、エンジン・設備・船体の整備点検を行っています。造船所では潮が高い日中でないと上架・下架ができないため、潮待ちの日数がかかります。また、昨今の人手不足で整備工場も残業が難しくなり、整備日数も長くなってきました。

津エアポートラインでは、今後も研究・検討を重ね、減便ダイヤ期間の短縮に努めています。お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご理解ご了承のほどお願い申し上げます。

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